友人と過ごす『ホテル・イースト21』での楽しい夜の続き。
ヴェネト州のムセッラが造る、モンテ・デル・ドラゴ、ロッソ・ヴェロネーゼ、2000年。
ヴェローナのIGTである。
随分長くセラーで寝ていたので、何時何処で購入したのかは覚えていない。
ただ、結構良いワインだったと記憶している。
12年余りの時を経ているにもかかわらず、コルクはとても状態が良い。
私のセラーで長く寝かせていたのが良かったのかもしれない。
甘い果実香。
口に含むと、チョコレートや、黒い果実を感じる。
タンニンは既に柔らかになり、その分果実味が強く前面に出ている。
裏ラベルの説明では、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨンとコルヴィーナと書かれているが、飲んだ感じではコルヴィーナが強いようだ。
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラに似た味わいを持つ。
内容が良く、美味い。
さすがオークラ。
ここは中華も美味いようだ。
美味いので写真を撮る前にほとんど食べてしまった。
これも半分を彼の皿に移した後、写真を撮っていないことを思い出した。
朝、車で空港に向かう彼をホテル前で見送る。
ホテル前の天使の像が美しい。
海外からの友人と過ごした、『ホテル・イースト21』での楽しい夜でした。