焼酎の贈り物、甕雫(かめしずく)、京屋酒造 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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友人から素敵な焼酎をいただいた。


宮崎県日南市の京屋酒造が造る、甕雫である。


以前日南市に旅した時に地元の酒屋に立ち寄り、京屋の焼酎を買い求めようとした。


ところが、一本も置いていないのだ。


店の方によると、東京で人気のために地元では買えなくなったとのこと。


東京に戻った後、日本橋三越の酒類販売コーナーに立ち寄ってみると、京屋の焼酎が所狭しと置かれており、日南の方たちに申し訳なく思ってしまった。


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京屋酒造の創業は、天保5年、1834年。


今も創業当時の造り方を守り、800㍑の大甕で丁寧に仕込まれている。


また自然にやさしい焼酎造りを目指し、原料の甘藷の有機栽培に取り組んでいる。









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この甕雫は、寿甘藷を原料にして醸造され、大甕で熟成させたもの。




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フルーティーな芋の香りを持ちながら、クリアーで深い味わいの辛口。


私はオン・ザ・ロックスで飲むのが好きだ。


グラスに注ぐ時には、この柄杓を使う。


アムの木で造られ、柄の接合も接着材を使わず、竹の皮で結び付けられている。


贈ってくれた友人に感謝の、京屋甕雫でした。