バンコクのタイ料理レストラン、『バリー・タイ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
海老と烏賊のフリット。
甘辛いたれを付けて食べる。
彼女も私も、パクチーは好物。
料理に掛けて食べるため、特別に出してもらう。
タイでは焼きそばに砂糖をまぶして出されたが、最近は自分で味を作ることができるのが嬉しい。
ニョクマム、唐辛子入りの酢、唐辛子、そして砂糖。
もうここまで食べるとお腹はいっぱい。
タイ料理店で、こんなにワインを常備しているお店は珍しい。
でも、セラー内に設置された小さなエアコンは動いておらず、セラー内は外気温に近い。
外に出ると、夜の帳に覆われたテラスには煌々と明かりが灯る。
来た時とは違った幻想的な景色に、彼女は「綺麗」とつぶやく。
「君の方がもっと綺麗だよ」と応える。
バンコクで彼女と過ごす、素敵な夜でした。