今夜はタイ料理、バリー・タイ、バンコク 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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バンコクのタイ料理レストラン、『バリー・タイ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


海老と烏賊のフリット。


甘辛いたれを付けて食べる。


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彼女も私も、パクチーは好物。


料理に掛けて食べるため、特別に出してもらう。


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〆には、太麺の焼きそば。


タイでは焼きそばに砂糖をまぶして出されたが、最近は自分で味を作ることができるのが嬉しい。


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これが味の4点セット。


ニョクマム、唐辛子入りの酢、唐辛子、そして砂糖。



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彼女はそのままで、私はニョクマムと酢を掛けて味わう。


もうここまで食べるとお腹はいっぱい。


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彼女を、ワインセラーに案内する。


タイ料理店で、こんなにワインを常備しているお店は珍しい。


でも、セラー内に設置された小さなエアコンは動いておらず、セラー内は外気温に近い。


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外に出ると、夜の帳に覆われたテラスには煌々と明かりが灯る。


来た時とは違った幻想的な景色に、彼女は「綺麗」とつぶやく。


「君の方がもっと綺麗だよ」と応える。


バンコクで彼女と過ごす、素敵な夜でした。