選んだワインは、レ・フィエフ・ド・ラグランジュ、2007年。
ボルドー、サンジュリアンのグラン・クリュ、シャトー・ラグランジュのセカンドである。
ボルドーの銘醸ワインには、とてもレベルが高いセカンドがいくつもあり、このレ・フィエフは好きなセカンドの一つである。
シャトー・ラグランジュの歴史は中世に遡るが、この名門シャトーをサントリーが買収したのが1983年12月。
巨額の投資と人材投入を惜しまず、素晴らしいワイナリーに変身させた。
ラグランジュも好きなワインのひとつなのでセラーに1本入っているが、今夜は気楽な家飲みなので、セカンドで充分。
2007年とまだ若いので、コルクも綺麗で、とても良い状態を保っている。
サンジュリアン、2007年という刻印と、ラ・フィエフ・ド・ラグランジュという文字が美しく刻印されている。
セカンドのワインにとって、5年という熟成期間が十分なのか、まだ短いのか気になるところ。
飲んでみると、とても硬い。
果実香は強いタンニンの後ろに隠れてしまい、なかなか顔を出してくれない。
他にもいっぱい飲み頃のボトルがあるのに、何故これを選んでしまったのかと、ちょっと反省。
少し温度が低いこともあったので、しばらく息をさせることにする。
すると硬さがとれ、豊かな果実香と熟成感に富んだボディが姿を現す。
長期熟成にも耐えるが、5年と言う短期間で飲んでも充分に楽しむことができる。
やはり、レ・フィエフ・ド・ラグランジュは美味いと感心した夜でした。
