ウエスティン東京、恵比寿 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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友人達と過ごす、『ウエスティン東京』での楽しい夜の続き。


二本目のワインは、ブルゴーニュ。


ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレのサヴィニー・レ・ボーヌ、2003年。


ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレは、1620年創立の由緒あるドメーヌ。


私のセラーに眠っていた一本である。



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ふくよかな果実香を持ち、ニュアンスは複雑。


しっかりとしたタンニンと、酸のバランスが良い。


伝統的製法による、テロワールのポテンシャルを最大限に引き出した、強くエレガントなピノ・ノワールである。


2003年の夏はとても暑く、ぶどうの摘み取りを早く行わなければならなかった。


粒は小さいが、皮の厚い凝縮された果実が収穫され、その結果このような素晴らしいワインが生まれたのだ。


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ペンネ・アラビアータは、私の好物。


これはかなり美味い。



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友人が注文したパスタは、トマトクリームソースのスパゲッティ。


野菜との組み合わせが美味。


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ここで三本目のワインを抜栓する。


イタリア、カンパーニャ州のファットリア・ラ・リヴォルタのトップ・キュヴェ、テッラ・ディ・リヴォルタ、アリアニコ・デル・タブルノ・リゼルヴァ、2000年。


カンパーニャの力強い地ぶどう、アリアニコから造られた、素晴らしい赤ワインである。


ファットリア・ラ・リヴォルタは、1812年からぶどう栽培を始め、1997年から自らワイン造りを始めたワイナリー。


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しっかりとしたタンニンは、12年の時を経てとても円やか。


ヴァニラの香りと、心地よい樽香。


素晴らしい熟成感を持つ、フルボディ。


ステンレス・タンクで発酵後、新樽で18ヶ月、更に瓶内で18ヶ月熟成させている。


合わせたメイン料理は、・・・写真を撮り忘れて食べてしまった。


ちょっと飲み過ぎたようだ。


恵比寿ガーデンプレイスの『ウエスティン東京』で友人達と過ごす、楽しい夜でした。