場所は、恵比寿の『ウエスティン東京』。
以前は時々ここで週末を過ごしたものだが、最近は六本木の『グランド・ハイアット』や『ANAインターコンチネンタル東京』を利用することが多く、久し振りの訪問となった。
恵比寿ガーデンプレイスには、世界最大級のバカラのシャンデリアが輝いている。
8472個のクリスタルガラスが使われているのだそうだ。
この坂道を下ってくると、バカラのシャンデリアが迎えてくれる。
彼女と一緒なら素敵なのに、と思ってしまう。
ツリーの足元にはレールが敷かれ、小さな汽車が走っている。
真っ白な雪の山に開いた黒い穴は、汽車のトンネルなのだ。
なんて男三人で見ていても美しくないので、部屋に急ぐ。
今夜のワイン三本は、私のセラーで眠っていたものを持ってきた。
最初の一本は、昨年ロサンゼルスに旅した時に買い求めた白。
ロス郊外のワイナリーを訪問し、一番高価なシャルドネを購入した。
サルメント・ヴィンヤードのウインドストリーム、シャルドネ、2008年。
ワイナリーで数種類のシャルドネを試飲したが、これが群を抜いて美味かったのだ。
芳醇だが果実味を抑え、まるで高級なムルソーのような味わいと風格を持っている。
昨年試飲した時より1年半の時を経て、一層熟成が味わいを深めていることに感動を覚える。
ここのルーム・サービスは質が高いので好きだ。
お互い健康に気をつけなくちゃ、と話題も弾む。
さて、続いて抜栓した赤二本のご紹介は、また明日。