広尾のイタリアン、『アンゴロ』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。
バルゲラが造る、ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ、1999年。
13年間、ワイナリーのセラーで眠っていたワインである。
キアヴェンナスカは、ピエモンテのネッビオーロと同一品種。
色合いは、若いキアヴェンナスカとは異なり、かなり薄く、ルビー色。
しかし、ピエモンテ州のネッビオーロと較べると、決して薄いとは感じない。
最初は硬さばかり目立ったが、時間と共に角が取れ、柔らかな酸とタンニンのバランスが良くなってきた。
13年の時を経て開いた、素晴らしい赤である。
セパージュは、キアヴェンナスカ(ネッビオーロ)80%、ピニョーラとロッソーラ・ヴァルテッリーネゼ20%。
ペンネの茹で加減も、アラビアータの辛さも絶妙に美味い。
良いイベリコ豚が入荷したと言うので、ブロックで焼いてもらった。
味がしっかりしているので、ネッビオーロにも良く合う。
三本目のワインを頼もうと思っていたが、メインを食べてしまったので、ディジェスティフに切り替える。
グラッパは、樽を使ったものと、使っていないものの2種類を選び、較べて飲んでみることにした。
甘い果実の香りを持つ、素晴らしいボディ。
食後にグラッパを飲むと、いっぱいになったお腹の消化が進むのだ。
一杯で止めておけば良かったのだが、このベルタもお気に入りのグラッパ。
ピエモンテ州に本拠地を構え、ピエモンテやトスカーナの有名な造り手のぶどうを原料にしている。
ほのかな樽香を持ち、深い味わいの逸品である。
友人達と過ごす、広尾での楽しい夜でした。





