嘉門、帝国ホテル 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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『帝国ホテル』の鉄板焼き、『嘉門』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。


二本目のワインは、イタリアの白を選ぶ。


トレンティーノ・アルト・アディジェ州のニーデルマイヤーが造る、クラブ・トラディション、ピノ・グリージョ、2010年。


ニーデルマイヤーの創業は、1852年。


全て自社畑のぶどうを使ってワインを自家醸造し、アルト・アディジェらしいワインを生産する優良なカンティーナなのだ。


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色は、薄いモスグリーン。


まさにピノ・グリージョの色である。


ところで、エチケットには”ピノ・グリージョ”の下に”ルーレンダー”と書かれ、”アルト・アディジェ”の左側には”スードチロル”とドイツ語で書かれている。


ニーデルマイヤー自身、ドイツ人の名前だ。


そう、トレンティーノ・アルト・アディジェは以前はドイツ領で、住民にもドイツ語を話す人が多いのだ。


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前菜は、ズワイガニのミルフィーユ仕立て。


色とりどりのソースを付けて食べる。



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車海老が焼きあがった。


身だけでなく、頭も、足も調理され、美味しくいただくことが出来る。


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そしてクロムツ。


クリームソースとの相性が良い。


楽しい夜はまだまだ続く。


赤ワインのご紹介は、また明日。