今夜は、久し振りに会う友人と、『帝国ホテル』にある鉄板焼きのお店、『嘉門』でお食事。
本館の17階に上り、店に向かう。
入り口にはクリスマスの飾り付け。
この季節の華やいだ雰囲気が好きだ。
コツコツと響く自分の靴音を聞きながら、今夜への期待が盛り上がる。
ウエイティング・バーで少し待つと、友人達が到着する。
席に着く前に、馴染みのシェフとソムリエの名前を告げたが、残念なことに今夜はお二人とも休暇とのこと。
テタンジェ・ブリュット・リゼルヴ。
テタンジェは、シャルドネ主体の洗練されたスタイルで知られる、名門シャンパン・メゾン。
背景に写っているシェフは、『嘉門』唯一の女性シェフ。
今夜、私達のテーブルを担当してくれるのだ。
夏は毎日のようにシャンパーニュやスプマンテを飲んでいるが、冬に飲むスパークリングも美味いものだ。
テタンジェのリゼルヴは、シャルドネを40%、ピノ・ノワールとピノ・ムニエを60%使用。
複数のヴィンテージのリザーヴワインをバランスよく混合し、瓶内二次発酵後、36ヶ月間熟成させている。
柑橘系の爽やかな香りを持ち、切れの良い素晴らしいシャンパーニュなのだ。
大きな車海老と、クロムツ。
ダイエット中なので、脂身が無い肉を選んだ。
さて、この続きはまた明日。