嘉門、帝国ホテル 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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『帝国ホテル』の鉄板焼きのお店、『嘉門』で友人達と過ごす、楽しい夜の続き。


三本目は、イタリア、カンパーニャ州の赤を選んだ。


カンティネ・ロナルドが造る、タウラジ、2000年。


カンティネ・ロナルドは、家族経営の小さなカンティーナで、所有する畑はわずか5ha。


生産量は少ないが、非常に高品質のタウラジの生産で有名。


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イタリアの赤は、ボルドーやブルゴーニュに較べれば短命だ。


2000年のヴィンテージということで少し心配したが、12年の時を経て、良質のヴィンテージ・ワインの風格を備えている。


タンニンは優しくまろやか。


しかし重厚な果実香は健在。


時を経たワインのみが持つ、品格を感じる。


ぶどうはアリアニコ。


メイン料理との組み合わせが、一挙に楽しくなる。


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焼き立ての牛のフィレが出される。


焼き加減はもちろんレアー。


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サラダも美味い。


牛は、大根おろしとワサビを合わせて食べる。



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席をバー・ラウンジに移し、デザートを楽しむ。


『嘉門』では、本当にゆっくりと夜を楽しむことができる。


友人達と『帝国ホテル』で過ごす、美味しい夜でした。