搭乗便は真夜中の出発。
そこで、それまでの時間をグアルーリョス空港近くの『マリオット・ホテル』で過ごすことにした。
ホテルの中は、もうクリスマスの飾り付け。
今回ブラジルで初めて見るクリスマスツリーである。
初夏を迎え、日に日に暑くなるブラジルでも、ツリーの飾り付けは雪のイメージなのが面白い。
まずは、友人リカルドのお勧め、ボヘミアで始める。
最初は薄く感じたが、今ではすっかりお気に入り。
確かに他のブランドに較べ、少しホップが強く効いていて強く感じる。
一週間も居ると、味覚もだいぶ変化するようだ。
それでも外は明るく、窓越しに見るビールは、結構濃く見える。
このボトルもギンギンに冷えているので、喉越しが素晴らしい。
最初の皿は、サラダ。
バルサミコ・ソースで味わう。
ブラジルで造られている、ドイツ・ビールである。
エルディンガー・バイスビア。
表記も全てドイツ語。
本当にブラジルで造られているのか疑問に思ったが、店に聞いてみるとブラジルのビールであるとの回答。
普通のビールが大麦で造られているのに対し、バイスビアは50%以上小麦が使われている。
豊かな泡立ちを持ち、心地よいフルーツ香がする。
もう一つの特徴は、この白濁した色合い。
昨年の秋にハンブルクでも、バイスビアをいっぱい飲んだことを思い出す。
牛と、鱈が美味い。
ブラジルではフルーツが豊富なのが嬉しい。
洋梨のコンポートと、アイスクリーム小豆掛け。
食べ過ぎとは思うが、食後のデザートは格別。
さて、これでブラジルを離れる、最後の食事でした。