今夜のワイン、まき田、元赤坂 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

彼女と過ごす、元赤坂の『まき田』での楽しい夜の続き。



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さて、女将が用意していた赤は、ピエモンテの偉大な造り手、アンジェロ・ガイアがトスカーナで立ち上げたワイナリー、カ・マルカンダが造る、プロミス、2009年。


アンジェロ・ガイアについては、あまりに有名なのでここで紹介する必要はないだろう。


カ・マルカンダは三種類のワインを生み出しており、エチケットの色で見分けることができる。


赤が最上級のカマルカンダ、次が黒のマガーリ、そして最も早くから飲むことができるのがこの青のプロミス。


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早飲みタイプと言っても、並みのワインでは無い。


充分な熟成感とぶどうの凝縮感を持つ、高品質の赤なのだ。


とにかくバランスが良い。


強いボディを持ちながら、重すぎず洗練されている。


バリック(旧樽)で18ヶ月間熟成させており、セパージュはメルロー55%、シラー35%、サンジョヴェーゼ10%。



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お供は、『まき田』特製手羽先揚げ。


ここの手羽先を食べたら、他の店の物では満足できなくなる。


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さて、いよいよちゃんこ鍋の始まり。


隣のテーブルで仲居さんが丁寧に作ってくれる。


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ちゃんこの具をたっぷりと食べたあとは、うどんを味わう。


これだけの量を二人で食べるのは、かなり困難。


結局私ばかりいっぱい食べることになり、彼女に「私を太らせてどうするの」と文句を言うことになる。



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それでもデザートは外せない。


何時来ても満足できる、『まき田』で彼女と過ごす、楽しい夜でした。