新丸ビルの『AWキッチン東京』で開催した、「ぴのこさん歓迎ワイン会」の続きの続き。
今夜の4種類目のワインは、再びカリフォルニア。
シルクウッド、キャブ・シラー・レッド・デュエット、NV。
イルクウッドは、シラーとプティ・シラーを用いたワイン造りで有名なワイナリー。
設立は1979年。
ワイン造りのコンセプトは、4B、ビッグ、ブラック、ボールド、ビュティフルと言うのだから、このワインの強さがわかろうと言うものだ。
グラスを軽く揺すると、甘い果実香が湧き立つ。
確かに、強く深く、それでいて垢抜けた素晴らしいシラーである。
セパージュは、シラー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%。
ホワイト・ハウスの公式晩餐会でも使用されている、アメリカを代表するワインの一つなのだ。
ワインが進むにつれ、初めて出会った参加者たちもすかり互いに親しくなり、会話が弾む。
ぴのこさんご夫妻も、とっても楽しそう。
大きなステンレスの二重ボウルに入れられたリキュールに、液体窒素がふんだんに投入される。
私の横で作ってくれるのは、ジェネラル・マネジャーでソムリエの杉浦さん。
私の上にも、冷気が降り注いで気持ちが良い。
テーブルの向こう側で作ってくれるのは、アシスタント・マネジャーの上原さん。
参加者の素敵な女性が向けるカメラに、思わず笑みがこぼれる。
出来あがったリキュールのグラニテが、手際良く器に盛られていく。
とっても美味しそう。
テーブルの反対側でも、女性たちの暑い視線を浴びながら、上原さんが奮闘している。
机の上には、飲みかけのボトルやグラスが並ぶ。
それにしても、今夜は良く飲み、良く食べた。
ぴのこさんと私で出題し、ぴのこさんの泡盛仕込みの請福梅酒と、私のインド・ワイン、グローヴァー・ヴィンヤーズを競い合ったクイズも楽しかった。
結局どちらの賞品も、素敵な女性がゲットした。
まさに、才色兼備ということだ。
この造りたての口直しのグラニテが、いっぱいになったお腹を優しく癒してくれる。
三種の信州ぶどうの寒天テリーヌ。
素敵な参加者を得て、どこまでも楽しく、どこまでも美味しい、「ぴのこさん歓迎ワイン会」でした。
参加者の皆さん、またお会いできることを楽しみにしています。