今夜は食事のご紹介は省略し、若女将のお勧めの日本酒のみアップ。
最初は静岡の君盃酒造の、純米大吟醸君盃秋上がり。
君盃は、昭和30年代に5つの蔵が合併して誕生した。
昭和40年代には千石の生産量を誇ったが、今では親子二人で100石程度の酒を造る小さな蔵。
高品質の酒造りで定評がある。
純米大吟醸は、山田錦を40%まで磨き上げて造られた、柔らかくふくよかな素晴らしい酒である。
磯自慢と言えば、素晴らしい酒造りで有名な静岡県焼津市の酒蔵。
山田錦100%、精米歩合45%。
とても切れ味の良い、まさに「君子の交わりは淡きこと水の如し」といった風情の酒である。
今夜も素晴らしい酒に出会うことができた。
『蛇の市本店』の若女将、今夜もお世話になりありがとうございました。