銀座のイタリアン、『クロディーノ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
トスカーナのアヴィニョネージが造る、ヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチアーノ、2008年。
アヴィニョネージは、フランスのアヴィニョンに語源を持つイタリア貴族が興した、最古の醸造所のひとつ。
この有名な造り手のヴィーノ・ノヴィレを選ぶとは、彼女もさすが。
ボトルを少しずらして、パチリ。
しっかりとしたタンニンと熟成感を持つ。
樽香も気持ち良い。
ぶどうは、ブルニョーロ・ジェンティーレ、カナイオーロ、マンモロ。
バリック(小樽)と大樽で熟成させているそうだ。
数々の受賞歴を持つ、まさにヴィーノ・ノヴィレ、高貴なワインである。
ところで、『リストランテ・クロディーノ』は、2010年末に閉店したイタリアンの名店、『エノテカ・ピンキオーリ東京』のソムリエ・シェフだった黒田敬介氏のお店。
デザートも、とても素敵。
2011年6月14日に開店したことは知っていたが、彼女に連れてきてもらうまで、訪問の機会が無かった。
料理もワインの素晴らしさは言うまでもないが、なにより嬉しいのは、そのリーズナブルな価格設定。
個人でも気楽に利用することができるのだ。
黒田さんに感謝しながら、彼女と過ごす、銀座の素敵な夜でした。