今日は渋谷で彼女と待ち合わせて、お買いもの。
モアイ像の前で待ち合わせようと、メールを送る。
「モアイ像?何故?」と怪訝そうな返事。
「どこに行くの?」と不満げな彼女を伴い、歩道橋を渡り、セルリアン・タワーに向かう。
「この前のランチは、ヒカリエが混んでいて大変だったでしょ。だから今日はこっちにしたんだよ」と説明。
エスカレーターを二本乗り継ぎ、店に着く。
店の名前は、『オリ』。
広い店内には客がいっぱいだが、待ち時間なしでテーブルに案内される。
目の前には、大きなワインセラーと、二階のワインラックが見える。
冷えた白ワインを注文する。
カンパーニャのヴィノジアが造る、ファランギーナ、2011年。
ヴィノジアは、フェウディ・ディ・サングレゴリオの創立者の一人、マリオ・エルコリーノが2003年に設立したワイナリー。
ヴェスヴィオ火山の麓の高原にワイナリーを開設し、ファランギーナ、グレコ、フィナーノ、アリアニコといった土着ぶどうを栽培し、カンパーニャを代表するワイナリーとなっている。
ぶどうの豊かな果実味と芳香を持ち、すっきりと仕上がった爽快な白。
日中は日が照るとまだまだ汗ばむくらい。
渋谷駅から歩いて来たので、乾いた喉に沁みわたる。
彼女は外を歩くことに少し不満だったが、冷えたファランギーナのお陰ですっかり機嫌が直っている。
良質のワインを生み出すヴィノジアに感謝。
炭水化物や肉類を食べる前に、野菜をお腹に入れるように心掛けている。
あっさりとしたパスタがファランギーナに良く合う。
赤ワインの方が合うが、昼に白を1本抜栓してしまったので、白で我慢する。
コーヒーと共に味わう。
さて、食後はのんびり渋谷の街を散策することにしよう。
セルリアン・タワーの『オリ』で彼女と楽しんだ、ランチ&ワインでした。