この前インドで購入してきたワインをまだ飲んでいなかったことに気が付いた。
グローヴァー・ヴィンヤーズが造る、ラ・リゼルヴ、ナンディ・ヒルズ、2009年。
インドは、ワイン生産が大人気となり、次々と新しいワイナリーが開設されている。
グローヴァー・ヴィンヤーズは、1988年にインド南部、バンガロール地域で、カンワル・グローヴァーが創業。
そして息子のカビルと共に、フランス種のぶどうをインドで初めて栽培した。
そしてカビルの長女、カリシュマは、カリフォルニア大学デイビス校でぶどう栽培とワイン醸造学を学び、経営経済学を副専攻し、現在の生産、経営を支えている。
また、ミッシェル・ローランをコンサルタントとして迎え、高品質ワインの生産に努力している。
色合いは極めて濃い。
ぶどうの果実味を充分に感じることができるが、酸味は弱い。
香りに南国特有の雑味が残るが、それを補う熟成感がある。
配合比率は不明。
フレンチ・オーク樽で6か月間熟成。
さすがミッシェル・ローランの指導を受けているだけあって、インド・ワインの中では一歩先を行く美味さ。
実はこのワイン、私が10月に開く二つのワイン会にも、クイズ大会の賞品として提供している。
お家で楽しむ、インドの素敵なワインでした。