まだ朝早いので、他に人は居ない。
料理とお酒のコーナーは、眠りから覚め、来客を待つ準備が整っている。
今月のシャンパーニュは、シャンパーニュの名門、フィリポナが造る、ドゥ・サン・マルソー。
フィリポナのオーナーとは、昨年来日の折に夕食をご一緒し、クロ・デ・ゴワセを含め、全ラインナップを満喫した。
それ以来、フィリポナは好きなブランドとなった。
ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを1/3ずつ使用した、とてもバランスの良いシャンパーニュ。
泡立ちもとても綺麗。
朝シャンには、最適の一本である。
これで目が覚めたのか、グラスの文字に気が付く。
フィリポナの名前に加え、シャンパーニュでは珍しい単一畑の名を冠することが許された、クロ・デ・ゴワセの名前が入っている。
では、ちょっと旅に出ることにします。