今夜は日本酒、花井、南青山 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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南青山の『花井』での夜。


続いて、山口県の旭酒造が造る、獺祭(だっさい)純米大吟醸50を飲む。


山田錦を50%まで磨き込んで醸した吟醸酒だ。


以前はこの漢字を正確に読める人も少なかったが、今では有名になったので説明は不要だろう。


磨き二割三分も三割九分も美味いが、普段飲むにはこの50で充分である。



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そろそろ握ってもらおう。


最初は今夜のお薦めの烏賊。



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続いて大好きな光物。


これは、さより。




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そして、こはだ。






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目の前に、大きな赤貝の殻が積まれていたので、殻を開き、身を握ってもらう。


美味い。


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おつまみに、玉(ギョク)を切ってもらう。


酒に玉は合うのだ。



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ここで酒を変える。


黒龍大吟醸。


福井県永平寺町の黒龍酒造が造る酒である。


永平寺には一度行ったことがあるが、冬は雪に閉じ込められる、かなり寒い場所である。


その永平寺町で磨き上げられた酒は、キレの良い辛口の大吟醸。


癖になる美味さだ。



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好きな穴子を二通りの食べ方で握ってもらう。


塩とタレで食べ比べ。


結論は、どちらも美味い。


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お腹はもうかなりいっぱいだが、鮪は食べておきたい。


中トロを握ってもらう。


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席に着いた時から、目の前で居心地悪そうにもじもじと動いているツブガイが気になっていた。


そこで、可愛そうな気もするが、握ってもらうことにした。


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これが、握りとなったツブガイ。


身が締まっていて最高に美味い。


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〆の赤出汁は撮影忘れ。


定番のデザート、白いコーヒー・アイスクリーム。


今夜も楽しい、南青山の鮨屋、『花井』で過ごす夜でした。