時間が出来たので、ヒューストン観光をすることに。
ところが、ホテルのコンシェルジェに聞いても、雇ったリムジンの運転手に聞いても、ヒューストンには観光する場所は無いとの冷たい返答。
そこで、郊外のNASAのスペース・センターに足を延ばすことにした。
郊外に向かう道は渋滞が激しいが、真ん中のこのレーンはすいすい。
一人乗りの車は一般レーンしか走れないが、二人乗り以上の車はこの空いたレーンを走ることができるのだ。
約35分でスペース・センターに到着。
有人宇宙船のカプセルを見ると、いよいよNASAに来た、との実感が湧いてくる。
ちょっと高い気もするが、それ以上にショックだったのは、閉園30分前につき、チケット販売終了との案内。
「日本からわざわざ来たのに」と抗議していると、大柄の黒人ガードマンが「お土産屋はまだ空いているから、買い物ということで入れてあげるよ」との寛大な処置。
結局無料で館内を見学することができた。
広い敷地を巡るツアーや、映画の上映、色々な体験コーナーもあるが、どれも既に終了。
何と言っても、無料なのだ。
機内は、思ったよりも広い。
帰りには、入場料分のお土産を買いこみ、帰途に就く。
これでも市内への車の乗り入れを制限し、郊外の駐車場とダウンタウンを結ぶバスを運行しているのだそうだ。
ヒューストンでのちょっとした空き時間を利用した、スペース・センターの無料見学でした。