訪れた街をより良く知るための方法の一つは、自分の足で歩くこと。
『ヒロトン・アメリカス』を出てダウンタウン中心街へ向かう。
振り向くと、この右手の建物が宿泊ホテル。
その多くが、国際石油メジャーのビルである。
そう、ヒューストンはオイル&ガスの街なのだ。
歩き疲れると、公園のレイク・サイド・カフェで軽い昼食をとる。
外は暑いので、エアコンの効いた室内が嬉しいが、若いアメリカン達は湖面に面した外のテラスの方が好きなようだ。
バーベキュー・バーガーは、たっぷりのポテトフライが付いて、$3.75。
でも、そんなに量を飲めるものではなく、結局お代わりはなし。
ヒューストンのダウンタウンを歩いていて気が付いたことは、そこかしこに花が植えられていて、綺麗に整備されていること。
綺麗な鑑賞用の植物と言う訳ではなく、自然な感じの花々が咲き乱れているのが嬉しい。
でも草花が元気なのは、早朝の水やりがきちんと行われているからなのだろう。
良く見ると、百日紅の花が多い。
まだ5月なのに、穂がいっぱい出ていて、ここだけは秋の風情。
街路樹に下のプランターには、ベゴニアが真っ赤な自己主張をしている。
夏になると、家の庭にいっぱい咲いていたことを思い出す。
暑さの中で、負けずに咲いていることに勇気をもらう。
土は強い日差しに乾ききっているように見えるが、生命力の強さに感動する。
やはり手の掛け方が違うのだろう、花の数も色合いも強烈。
ヒューストンのダウンタウンを巡る、楽しい昼下がりの散歩でした。