今夜は、アメブロで出会った”マダム”さんのお店、『神楽坂やもまと』に、彼女と一緒に行くことにした。
アメブロでお知り合いになった方に、直接お会いすることは滅多にない。
ところが、”マダム”さんとは共通の友人がいることがわかり、その方の紹介もあってお店に訪問することになったのだ。
共通の友人とは、ワインの輸入会社、デプトプランニングの長尾社長。
そこで選んだワインは、デプトプランニングが手掛ける、ホワイト・オーク・ヴィンヤーズ&ワイナリー、ソーヴィニヨン・ブラン、ロシアン・リヴァー・ヴァレー、2009年。
ホワイト・オークは、カリフォルニアでも評価の高いワイナリー。
元々はアレキサンダー・ヴァレーで創業したが、今ではナパ、アレキサンダー・ヴァレー、ロシアン・リヴァー・ヴァレーに700エーカー近くのぶどう畑を所有している。
その内の約10%が自社ワインに使われ、残りは名門ワイナリーで使われている。
熟成感を持ちながら、酸味とミネラルのバランスも良い上質のソ-ヴィニヨン・ブラン。
ロシアン・リヴァーは、良い白ワインが造られる、好きな産地である。
白ワインをどんどん飲んでしまったので、少しお腹に入れておかなくては。
春は、苦みのある野菜が季節感があって嬉しい。
赤も、同じホワイト・オーク・ヴィンヤーズ&ワイナリーを選ぶ。
カベルネ・ソーヴィニヨン、ナパ・ヴァレー、2006年。
同じワイナリーでも、ソーヴィニヨン・ブランはロシアン・リヴァー、カベルネ・ソーヴィニヨンはナパ・ヴァレーというところが嬉しい。
白も赤も、どちらもアルコール度数は14.5%とちょっと高め。
さて、カベルネを試してみる。
ふわっと漂う、甘いぶどう香。
口に含むと、綺麗なタンニンと熟成感。
カリフォルニアのワインは毎年品質が安定しているが、2006年は美味いものが多い。
洗練されたカベルネなので、彼女も気に入ったようだ。
パスタは、辛味を利かせたフレッシュ・トマトソースで作ってもらった。
カウンターの奥に鉄板があり、目の前で焼いてもらえるのだ。
デザートも、素敵だ。
マダムとの話も楽しく、時間はあっという間に過ぎてしまった。
私市(きさいち)さんの幻ワイナリーの、ピノ・ノワールの芽だ。
私も一本いただき、家で育てることにした。
神楽坂のマダムのお店、『神楽坂やまもと』で彼女と過ごす、楽しい夜でした。