今夜は日本酒、舟水、木更津 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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木更津のお店で飲んだ時のこと。


駅近くのお店、『舟水』で房総の海の幸山の幸を味わった。


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お通しは、青柳の酢味噌。


青柳の味が濃厚で美味い。



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さっそく地酒を味わう。


最初の酒は、鹿野山純米吟醸。


お隣の君津市にある、和蔵酒造の製品で、千葉の酒造好適米、総の舞を100%使用し、精米歩合は60%。










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色はとても澄んでいて、飲み口はキレが好い。


コク、旨味、酸味のバランスが好い、辛口である。


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さて、海の幸の一皿目は浅利の酒蒸し。


今が旬の浅利はとっても美味。



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そして山の幸は、新筍の刺身。


ワサビを付けて醤油で食べる。


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次に選んだ酒は、純米吟醸房総の城。


鴨川市の亀田酒造が千葉県産米100%で造る、吟醸酒。














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透明で綺麗な辛口。


まさに、淡麗辛口といったところ。



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お造りは、左からコチ、黒鯛、地蛸、青柳、フグ、サザエ。


どれも新鮮で美味い。


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美味いと言うので、岩海苔も出してもらう。





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これは鯨。


房総では、昔から酒のつまみといえば鯨だったのだそうだ。


でも今では高価なので、滅多に食べないとのこと。


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さて、次の酒は、同じく鴨川市の亀田酒造。


純米吟醸大山千枚田。


日本の棚田百選に選ばれ、千葉県の指定文化財でもある大山地区棚田産のコシヒカリを100%使った純米吟醸である。











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これもコクがあって切れ味の良い、素晴らしい辛口。


千葉県の酒は、本当に奥が深い。


そして、枡がいっぱいになるまで注ぎこぼしてくれるのが嬉しい。


口からグラスを迎えに行き、少しすすってからグラスを持ちあげて飲む。


グラスの酒が少なくなると、枡の酒をグラスに戻し、そしてまた飲む。


酒好きにはたまらない飲み方である。


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食事の〆は、鉄火巻き。






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ついでに、お店自慢と言う蕎麦をいただく。


これも美味い。


木更津駅前の『舟水』で、房総の海の幸、山の幸、そして地酒を楽しんだ夜でした。