駅近くのお店、『舟水』で房総の海の幸山の幸を味わった。
青柳の味が濃厚で美味い。
最初の酒は、鹿野山純米吟醸。
お隣の君津市にある、和蔵酒造の製品で、千葉の酒造好適米、総の舞を100%使用し、精米歩合は60%。
コク、旨味、酸味のバランスが好い、辛口である。
さて、海の幸の一皿目は浅利の酒蒸し。
今が旬の浅利はとっても美味。
ワサビを付けて醤油で食べる。
鴨川市の亀田酒造が千葉県産米100%で造る、吟醸酒。
まさに、淡麗辛口といったところ。
どれも新鮮で美味い。
房総では、昔から酒のつまみといえば鯨だったのだそうだ。
でも今では高価なので、滅多に食べないとのこと。
純米吟醸大山千枚田。
日本の棚田百選に選ばれ、千葉県の指定文化財でもある大山地区棚田産のコシヒカリを100%使った純米吟醸である。
千葉県の酒は、本当に奥が深い。
そして、枡がいっぱいになるまで注ぎこぼしてくれるのが嬉しい。
口からグラスを迎えに行き、少しすすってからグラスを持ちあげて飲む。
グラスの酒が少なくなると、枡の酒をグラスに戻し、そしてまた飲む。
酒好きにはたまらない飲み方である。
これも美味い。
木更津駅前の『舟水』で、房総の海の幸、山の幸、そして地酒を楽しんだ夜でした。