今夜のワイン、葡萄屋、秋葉原 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜は、彼女と共にまたまた秋葉原の『葡萄屋』を訪れた。


美味いブルゴーニュ・ワインを手頃な価格で和食と共に楽しむことが出来るこのお店は、今や私にとっては欠かすことができない場所となっている。


最初の白ワインは、エマニュエル・ルジェのブルゴーニュ・アリゴテ、ノンフィルター、2009年。


エマニュエル・ルジェは、ブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエの甥にして、その継承者と言われている造り手。


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淡いモスグリーン。


ふくよかな柑橘系の香り。


豊かなミネラル感を持つ、素晴らしいアリゴテである。


彼女もこのワインは気に入ったとのこと。


今夜も素敵なワインに出会えたことに感謝。










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お通し三種。


出汁巻き玉子に蛸のつくね揚げと魚の煮こごり。



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『葡萄屋』の刺身は、飛び切りに上物で美味い。


黄金鯖、シマアジ、キンメダイ、平目。


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生桜海老のサラダ。


これは珍しく、そして美味い。




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白がとても美味しかったので、あっという間に一本飲み干してしまった。


そこで、赤を抜栓する。


お店推薦の三本のブルゴーニュの中から、好きなヴィンテージを選ぶ。


ドメーヌ・デ・ヴァロワーユの、ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・デュ・メ・デ・ズシュ、モノポール、2001年。


12世紀からの歴史を持つ老舗ドメーヌ。





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単一畑のぶどうで造られるこのワインは、年産4,500本の希少ワインなのだ。


造り方は、熟成に時間が掛かる伝統的な手法。


まだまだフレッシュ感を残しながら、熟成の進んだタンニンと酸のバランスが良く、ふくよかな果実味と複雑なニュアンスも素晴らしい。


これは私が好きなタイプである。







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春を告げる、タラの芽の包み揚げ。





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ワインに合わせ、メインは和牛のソテーを選んだ。


レアーで焼いてもらった牛とピノのマリアージュ。


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今夜の〆は、梅茶漬け。


たっぷり飲んだ後の、さっぱりしたお茶漬けは美味い。



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でも、彼女はデザートも食べたいという。


お茶漬けの後のデザート?



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でも、彼女のデザートも私のも、これがとても美味いのだ。


和食が良いか、洋食が良いかといった議論が無意味に感じられる。


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デザートのあとは、ナイト・キャップ。


この店での私の定番。


ドメーヌ・デュジャックのマール・ド・ブルゴーニュ、オール・ダージュ。


1985年に生産を止めてしまった、幻のマール。











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琥珀色の液体に、心も温まる、


大好きな『葡萄屋』で彼女と過ごす、素敵な夜でした。