サバティーニ六本木、20周年記念料理 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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続く料理は、オマール海老。


香ばしく焼いたフレッシュ・オマールが最高に美味い。


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赤ワインは、ちょっと珍しいものを選ぶ。


カラブリア州のワインである。


ジートが造る、チロ・ロッソ・クラッシコ、2008年。


ジートは1870年創業の老舗である。










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果実味と酸のバランスが良い、強めのミディアム・ボディ。


樽を使わず、ステンレス・タンクで発酵、熟成されているので、自然なぶどうの味わいが色濃く残っている。


ぶどうは、世界最古の品種のひとつと言われている、ガリオッポ100%。









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肉料理のメインは、和牛ステーキ、フレッシュ・フォアグラのソテー載せ。


レアーステーキとふわふわのフォアグラがたまらなく美味い。


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お腹はいっぱいなのに、デザートをワゴンから三種類も切り取ってもらった。





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ストレート・ティーで今夜を締めくくる。






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はずだったが、あまりにお腹がいっぱいなので、グラッパを出してもらう。


フルウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のベピ・トゾリーニが造る、チヴィディーナ。













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クリアーで強く、爽やかなグラッパ。


これでお腹も何とか落ち着く。


さて、「幽意忽ち(たちまち)かなわず、帰期奈何(いかん)ともする無し」、そろそろ帰路に就くことにしよう。










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今夜も美しい生花が見送ってくれる。


『サバティーニ六本木』で彼女と過ごす、素敵な夜でした。