『サバティーニ六本木』が、開店20周年を迎えたと案内が来た。
記念料理もあるとのことなので、彼女を誘ってお祝いに駆けつけることにした。
ホテル・アイビスの13階でエレベーターを降りると、”サバティーニ・ローマ”と彫られた大きなアコヤガイが迎えてくれる。
これは、化粧室のコート掛け。
こうしたちょっとしたところに使われている造形が、手が込んでいて好きだ。
ヴェネト州のカルペネ・マルヴォルティが造る、プロセッコ・ディ・コネリアーノ。
酸味と果実味のバランスの良いスプマンテである。
これがスパークリングに良く合う。
最初のワインは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のイル・カルピノが造る、ヴィニャ・ルンク。
イル・カルピノのラインナップの中では、若い樹から収穫したぶどうを用いた、気軽に飲めるタイプのワインである。
発酵・熟成にステンレス・タンクを用い、ぶどうの風味を大切にしたワイン造りを行っている。
セパージュは、リボッラ・ジャッラ40%、ソーヴィニヨン30%、シャルドネ30%。
フェットチーニ、ポルチーニと猪(だったと思う)のラグーソース。
これは美味い。
記念料理はまだ続く。
この先は、また明日。