今夜は、昨年秋にハンブルクで購入してきたワインを抜栓した。
プファルツ地方のクニプサーが造る、ブラウアー・シュペートブルグンダー・トロッケン、2008年。
プファルツは、ラインヘッセンの南側、南北に長い地域で、真中をワイン街道が走っている。
ぶどうの作付面積もワインの生産量もドイツで第二位の地域である。
クニプサーは、このプファルツ地域でも名が通った高品質のワイン生産者。
ハンブルクの有名なレストランでも、ワイン・ショップでも、このクニプサーを薦められたことから、このワインの評価の高さがわかる。
名前の次に入っている紋章の刻印も素敵だ。
ブラウアー(またはブラウ)ブルグンダーとも呼ばれるが、このエチケットにはブラウアー・シュペートブルグンダーと二重に表記されている。
色合いは極めて濃い。
ぶどうの果実味と充分なタンニンを持ち、酸味のバランスも良い。
やはりこれは素晴らしいワインである。
アルコール度数は、13.5%。
実はクニプサーが造る、最上級のシュペートブルグンダーも1本買ってきている。
飲むのが楽しみになってきた。
ところで、このグラスは、年末年始のサンフランシスコ旅行の時に買ってきた、オレゴン・ピノ用で、とても気に入っている。