ミッドタウンのガレリアでちょっとお買い物。
街はもうクリスマス仕様一色。
お腹が空くと、ミッドタウン内の行きつけのお店、『ニルヴァーナ・ニューヨーク』に。
昼間ではあるが、土曜日なのでワインを飲むことにする。
彼女に、「一本だけにしてね」と言われてしまう。
このあと、『ミッション・インポッシブル、ゴースト・プロトコール』を観に行くので、飲み過ぎて映画館で寝てしまうことを心配しているのだ。
そこで、軽く飲めるワインを選ぶ。
南オーストラリア州のマクラーレン・ヴェイルで、名門ダーレンベルクが造る、ザ・スタンプ・ジャンプ、リースリング、2009年。
甘い柑橘系の香りを持つが、口に含むとキリリと引き締まった辛口。
これならインド料理にも良く合う。
最近は野菜料理を中心に食べるように心がけているので、ヴェジタリアン料理が多いインド料理はとても重宝している。
野菜のスープカレー、ひき肉のキーマカレー、ラムのトマトカレー。
カレーにはライスよりナンが好きなので、頼んで焼いてもらった。
焼き立てのナンをカレーに漬けて食べると、もう最高。
一切れが小さいので、何種類も食べることが出来る。
このミルクの底にも、好物が詰まっている。
これが美味いのだ。
今日も多くの犬達がトリミングを受けている。
あ、映画の時間だ。
急いで六本木ヒルズに向かう。
「ミッション・インポッシブル、ゴースト・プロトコール」は昨日封切られたばかり。
事前に指定席を購入しているので、時間ぎりぎりでも問題は無い。
彼女も満足。
外に出ると、もう夜の帳が降りつつあった。
クリスマスの飾り付けのお店や、ドイツ・ビアの売店が作られ、行き交う人、買い求める人で大混雑。
彼女は気にいったものがあると、すぐにその方向に行ってしまう。
はぐれてしまわないように、彼女の手をしっかりと握る。
気温は下がってきたけど、心は温かい。
彼女と過ごす、楽しい六本木の休日でした。