エチケットを見ただけで皆さんおわかりの通り、クエルチャベッラが造る、キャンティ・クラッシコ、2009年。
クエルチャベッラは、1972年トスカーナ、キャンティ地区に創業。
ジャコモ・タキス氏をコンサルタントに迎え、今ではトスカーナ、いやイタリアを代表するブランドに成長したワイナリーである。
2009年とまだ若いので、デキャンタージュしてもらう。
まだタンニンに少し角があるが、既に充分な熟成感を持ち、素晴らしくバランスが良い。
ぶどうは、サンジョヴェーゼ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。
フレンチオークのバリックで10~12ヶ月間熟成後、瓶熟成4ヶ月以上を経てリリース。
クエルチャベッラのカマルティーナ、バタールも好きで何本か飲んでいる。
今夜の赤に、友人達も満足。
熟成状態も非常に良く、このレアの加減がたまらなく美味い。
これがまた美味いのだ。
色々な種類を分け合って食べるのは楽しいものだ。
友人たちとの話があまりに盛り上がっていたので、少しフォルマッジオを切ってもらう。
ゴルゴンゾーラに添えられた蜂蜜が気が効いている。
薄い琥珀色。
樽熟成したものだとわかる。
素晴らしい香り。
円やかで、そして強烈。
これは素晴らしいグラッパである。
生産量の少ない、レアもののようだ。
料理も、ワインも、そして〆のグラッパまで素晴らしく、友人達と大いに楽しんだ青山の夜でした。
「ぱーどれ」さん、ありがとうございました。