黄浦江のほとりに佇むイタリアン、『天水恋』。
川沿いには数件の店があるが、ワインを飲むことができるのはここと『レッド・ドット』のみ。
ワインと料理の相性を考えると、結局『天水恋』になってしまうのだ。
早速白ワインで乾杯。
ヴェネト州のダンザンテ、ピノ・グリージョ。
ダンザンテは、トスカーナのフレスコ・バルディ家が所有する、普及版のワイン・シリーズ。
このピノ・グリージョは、フルーティだがキレの良い辛口。
外灘の夜景にも良く合う。
三色のパプリカが彩りを添える。
イタリアンでオニオンリングというのもおかしいが、店によるとここの人気メニューなのだそうだ。
これもアメリカンフードだが、ここの人気メニュー。
同じダンザンテといっても、この赤はシチリア産。
ダンザンテのピノ・グリージョはヴェネト州、メルローはシチリア州、サンジョヴェーゼはマルケ州で、そしてトスカーナ・ロッソはトスカーナ州で造られているのだ。
さて、夜はまだ長い。
彼女と共に、最後の上海の夜を楽しむことにしよう。