今夜は『上海商城劇院』で上海雑技団を観に行くので、早めの夕食を『全聚徳』でとることにした。
『全聚徳』は北京に本店があるペキンダックの名店。
以前は上海の中心部、淮海中路にあったが、最近、市の北部、天目西路に移転してしまった。
まだ新装開店間もないので、風船のアーケードが置かれている。
入り口には従業員が並び、大きな声で「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。
ちょっと気恥ずかしいもてなし。
以前の店は多くの部屋に分かれ、火事になったら助からないという感じだったが、新しい店は広いフロアー二階分に集約されている。
これはなかなか美味いし、良く冷えている。
中国では冷たいものを飲食する習慣は元々無いので、冷えたビールと注文しないと生ぬるいものが出されてしまう。
豆苗や空芯菜は好物なのだ。
料理人がテーブルの横で、身を切り取ってくれる。
これを彼女に見せるために、食べ切れないとはわかっていても、一羽を頼んだのだ。
最初に、一番美味しいお尻の皮を切り取り、皿に乗せて出してくれる。
本当に手際が良い。
日本では通常これだけだが、他に身を付けて切り取った皮も出される。
日本では皮しか出されないので、残った身はどうなったのだろうと気になるが、中国では身もちゃんと出してくれる。
実に美味。
でも心配無用、ちゃんとスープになってテーブルに届く。
こんなものは前の店では無かったはず。
フルーツもたっぷり。
さて、そろそろ上海雑技団を観に行こう。
食事も娯楽も楽しい、上海の夜です。










