ホテルのコンシェルジェで、一番美味しいイタリア料理店を教えてもらった。
その店は、『カーサ・デ・ローマ』。
地元でも人気の店のようで、店内は満席。
あれ、日本で見るボトルとラベルのデザインが違う。
こちらはとっても高級感があると思ったら、ブルガリと書いてある。
サン・ペレグリーノのブルガリ・バージョン?
よくわからないが、なんだか水まで美味しく感じる。
白ワインは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州の大好きな造り手、イエルマンのワインがあったので即決定。
イエルマン、ソーヴィニヨン、2010年。
ふくよかな香りを持ち、口に含むと酸と果実味のバランスが素晴らしい。
さすが、イエルマン。
イタリアで飲んでも、日本で飲んでも、そしてドイツで飲んでも、美味いワインは美味いのです。
これだけでワインが進む。
でも、食べ過ぎるとお腹がいっぱいになってしまう。
色合いが綺麗。
でも、美味しければ良いのです。
大振りの海老がプリプリしている。
テヌータ・レガレアリ、シグナス、2008年。
トスカーナや、ピエモンテのものもあったが、何となくネロ・ダーヴォラを飲みたくなったのだ。
しっかりタンニンを持ち、熟成感も充分にあるなかなかの出来栄え。
シチリアの地ぶどう、ネロ・ダヴォラ75%に、カベルネ・ソーヴィニヨンが25%ブレンドされている。
フレンチ・オークの樽で14ヶ月、瓶内で6ヶ月熟成させてから、リリースされているそうだ。
赤ワインとの相性抜群。
オイル・ベースの軽いパスタを頼んだつもりだったが、こんなに黒トリュフが乗ってきた。
ハンブルクで食べるイタリアンは、料理もワインも素敵でした。