残暑の疲れを癒すため、友人二人を誘い、ミッドタウンの『ニルヴァーナ・ニューヨーク』にシャンパーニュを飲みに行った。
だんだん暗くなるのが早くなった。
空はまだ明るさが残るが、長くなった影は暗い。
檜町公園もすっかり薄暗くなっている。
ロワイエ・ペール・エ・フィス、レゼルヴ・ブリュット。
ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%の、熟成感に富んだ素晴らしいシャンパーニュである。
熟成感の強い、素晴らしいシャンパーニュ。
料理を頼むのも忘れ、どんどんグラスを傾ける。
最初のボトルのシャンパーニュを飲んでいる間に、外はすっかり陽が落ちてしまった。
インドの定番。
これだけで、シャンパーニュを一本飲んでしまった。
これは今では私の好物。
魚介とアボカド、グレープフルーツのサラダ、マスタード風味。
どれもプリプリ、ジューシーで美味い。
シャンパーニュは既に三本飲んでしまった。
オーストラリアのレコンフィールドが造る、カベルネソーヴィニヨン、2008年。
ここのリスト・ワインはかなり飲んでいるが、レコンフィールドは初めて。
さすがオーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンらしく、濃い赤紫の綺麗な色をしている。
口に含むと、豊かな果実味を持ちながら、重すぎず、綺麗なボディをしている。
豊穣でありながら、エレガントな仕上がり。
今夜の選択も当たりである。
南インドのゴア名物の、最も辛い赤唐辛子のカレー。
海老とメカジキを、トマトとココナッツミルクで仕上げたカレー。
ここでは、この二つのナーンは外すことはできない。
パリパリの蓮のショコラと、薔薇とフランボアーズのアイス。
頼んだ本人も、届いた皿を見て思わず引けてしまっている。
美味しそう。
少し蜂蜜を入れて楽しむ。
友人達と過ごす、楽しい六本木の夜でした。