先日珍しく、彼女と一緒に昼に食事に行った。
お店は、『シャングリラ・ホテル』のイタリアン、『ピャチェーレ』。
まだ12時前なので、店には客の姿はまばら。
でも、12時を過ぎると、あっという間にテーブルが埋まってしまった。
何時もはあちら側からこちらを見ているので、何だかこの眺望が新鮮に思える。
テーブルセッティングは、深緑が基調。
シンプルで、そして洗練された雰囲気を醸し出している。
選んだワインは、ニュージーランドのクラウディ・ベイが造る、テココ、2007年。
クラウディ・ベイといえば、ニュージーを代表するソーヴィニヨン・ブランで有名。
そのクラウディ・ベイが新しく造り始めた、全く表情の異なるソーヴィニヨン・ブランが、このテココなのだ。
すっきりとした薄黄色の色合いとは異なり、熟成感に富んだ、濃厚なボディ。
初めて飲んだ時は、これがソーヴィニヨン・ブラン?、と驚いたものだ。
今では大好きな一本である。
あれ、鮪が見当たらない。
あっさりとしたソースとの相性がすこぶる良い。
アーティチョークは、私の好物。
クリストフ・ヴィオロ・ギュイユマールが造る、ブルゴーニュ・ピノ・ノワール、2008年。
タイユヴァンの名前でもワインを出している、品質には定評のあるワイナリー。
畑作業を重視し、ビオロジックによるぶどう造りを行っている。
口に含むと、これがブルゴーニュのピノ・ノワールという味わい。
極めて古典的で、香り高いエレガントなボディ。
これでAOCブルゴーニュとは、驚きである。
ワイングラスの中に収まっているのは、丸ビル。
肉質が良く、焼き加減も抜群。
あまりに肉厚なので、どんな大きな鱸なのかと、想像が膨らんでしまう。
切れ味抜群で、食べるのが楽しくなってしまう。
食べると、確かにマスカルポーネの味わい。
いけないと思いながら、食べてしまう。
たまにはこんな昼食も良いものだ。
彼女と過ごす、楽しい昼下がりでした。















