久し振りに、お気に入りのお店、『ムーア』を訪問した。
ここでは、アジアン・フードとフレンチの融合した料理を気軽に食べることができる。
そして、リーズナブルにワインを楽しむことが出来るのだ。
コリコリ感が素晴らしい。
暑い一日の締めくくりに、白ワインを更に冷やしてもらったので、料理にちょっと遅れてワインを抜栓。
色合いは濃いが、とても切れの良い爽やかなボディ。
ほのかな樽香と、豊かな果実味を持つ素晴らしい辛口。
美味い。
ということで、あっという間に一本を飲み干してしまった。
イタリア、サルディーニャ州の、カピケラ、カリスマ、2008年。
ぶどうは、ヴェルメンティーノを中心に、シャルドネが加えられている。
アルコール度数は、14%と高め。
一気に飲んでしまったので、酔いが回りそうだ。
ワインが進む。
夏にはこれが美味い。
フランス、ラングドック・ルーション地方で、レ・ドメーヌ・ポール・マスが造る、イル・ラ・フォルジュ、シャルドネ、2010年。
レ・ドメーヌ・ポール・マスとは、あの有名なジャン・クロード・マスのドメーヌ。
彼が造る幾つかのシリーズの中で、イル・ラ・フォルジュは厳選した契約農家のぶどうから造られる、リーズナブルなシリーズ。
しかし口に含むと、素晴らしい熟成感と果実味が溢れだす。
酸味とミネラルのバランスも良く、樽香も気持ちが良い。
この価格帯にしては良心的な事に、オーク樽で4カ月熟成させており、新樽も使用されている。
これだからジャン・クロード・マスのワインは楽しい。
さて、料理もワインもまだ続くので、ご紹介はまた明日。