今夜は日本酒、伴菜、博多 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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今夜は海外から来た友人達と博多で落ち合い、会食。


場所は、『ハイアット・リージェンシー博多』。

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ロビーは、円形に柱が並び立ち、荘厳な雰囲気を醸し出している。


このホテルは空港からも近く便利なので、博多に来た時はここか、『ANAクラウンプラザ』に泊まっている。










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ロビーを奥に進むと、こんな素敵な階段が現れる。


結婚式では重要な役割を担う場所である。



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この階段の上部は、こんな感じ。


階段だけ見ていると古典的な感じだが、全体を見ると近未来的な空間である。












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この階段の左手に、和食レストラン、『伴菜』がある。


店は奥深く、個室と半個室のブースが並んでいる。


奥の、テーブル席の半個室に席をとる。












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店の名前のプレートも重々しい。





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お通しは、切干大根。


器が特徴的で、海外からの友人達も手にとって眺めている。



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暑さを吹き飛ばすため、生ビールで乾杯。


サントリーのプレミアム・モルツ。


ビールはあまり飲まないが、飲む時はエビスかプレミアム・モルツにしている。








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料理が出るまでは、”取り敢えず”枝豆。


やはりビールに良く合う。


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おきゅうと。


海藻から作ったところてんのような食べ物。


東京でも時々食べたくなる。



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出汁巻き玉子。


実は私の好物。


日本酒にも良く合うのだ。


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筑前煮。


似たような根菜の煮物は多いが、福岡の物は鶏出汁で、甘みが付いている。


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友人達にビールの次に何を飲みたいか聞いてみると、日本酒が良いと言う。


最初の日本酒は、福岡は久留米の酒、独楽蔵。


製造元は1898年創業の杜の蔵で、大吟醸を含め、生産する全ての酒が純米酒という蔵である。


部屋を担当してくれる女性が、一緒に写っていいですか、と言って顔を出す。


笑顔がとっても素敵。







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芳醇な中にも、きりりと引き締まった素晴らしい酒。


友人達もこれは旨いと言って、杯がどんどん進む。














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ホルモンのぷりぷり焼き。


博多は、ホルモンでも有名。




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金目鯛の西京焼き。


これは、欧米でも人気メニューなのだ。



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酒を、一層辛口の船中八策に代える。

これは、高知の司牡丹が造る、純米酒である。


船中八策とは、坂本龍馬が慶応3年6月9日、土佐藩船「夕顔丸」の中で、大政奉還後の政治体制に関する八つの策を立案したことを指す。










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これは本当の超辛口純米酒だ。


素晴らしキレを持っている。


精米歩合は60%で、日本酒度は+8もある。


友人たちは、今まで飲んだことが無いタイプの日本酒だと言って、評価は上々。










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〆は稲庭うどん。


たまにはワインの無い和食も良いものだ。


海外の友人達と過ごす、博多の楽しい夜でした。