L.A.に向かう機内、幾つかの映画やヴィデオが上映取り止めか、再編集されていた。
海や水の映像を削除するためだ。
3月11日、16時過ぎにインドからバンコク経由帰国した。
着陸直前に成田が閉鎖となり、関空に降り立ち、東北地方が津波被害にあったことを知り、愕然とした。
機内で最後に観た映画が、「ヒアアフター」だったのだ。
これは津波での臨死体験から始まる映画である。
当然、上映中止となっていた。
空港内の桜は、もう満開となっている。
午後遅くなるにつれ、雨脚はどんどん強くなり、暴風雨となってしまった。
そして、洪水警報まで出る始末。
そこでホテル内にあるバーで食事を取ることにする。
飲み物は目の前で準備され、料理はバックヤードの調理室から運ばれる。
シエラネヴァダ・エールは、とても強いビター・エール。
ラガーのように、一気に飲むことはできない。
イギリスのパブでのように、時間を掛けてゆっくりと味わう。
要は、鶏のから揚げ。
ポモドール・ソースが美味い。
赤ワインを注文する。
ロドニー・ストロングの、ソノマ・カウンティー、メルロ、2007年。
ロドニー・ストロングは、二酸化炭素排出量ゼロを達成したワイナリーである。
電力も、太陽光発電で賄っているそうだ。
とても濃い色合いだが、口に含むと、とても洗練された果実味を持っている。
オークの小樽で熟成させているとのことで、樽香と強いタンニンを持つ。
最初のワインが当たりだと嬉しくなる。
リングイニ、ポモドール・ソース、海老添え。
半端でない大きさの海老が4尾も入っており、これだけでお腹一杯となってしまった。
大震災に見舞われた日本を離れて来たL.A.で、暴風雨と洪水警報に迎えられたが、ワイン良ければ全て良し、の夜でした。






