今日はとても天気が良いので、友人となんとなく丸の内ブリック・スクエアのA16でランチを楽しんだ。
煉瓦造りの建物の中庭は、久し振りの陽光を楽しむ人々でいっぱい。
急いでランチを済ませるビジネスマンが多いのかと思ったら、昼下がりの時間を楽しむ女性客や、老年の夫婦が大半を占めている。
特に、私たちの席の周りには、欧米系の老夫婦が三組ものんびり寛いで、ワイン・グラスを傾けている。
こちらまで、幸せをわけてもらった気がする。
カリフォルニアのロデレール・エステート、カルテット・ブリュット。
100%自社畑のぶどうを用いて作られる、高品質のスパークリング。
シャンパーニュの名門、ルイ・ロデレールが手掛けるだけあって、これはもう素晴らしいシャンパーニュ。
プロシュートというとメロンだが、柿との組み合わせも美味い。
ロデレールを飲み干すと、赤ワインを注文する。
カリフォルニアのカレラが造る、セントラル・コースト、ピノ・ノワール、キュヴェ V。
複雑なニュアンスを持つ、素晴らしいピノ。
しっかりとしたタンニンと、酸のバランスが素晴らしい。
さすが、カレラである。
パスタは、スパッカテッレ、かぼちゃと舞茸、ターサイ、ペコリーノ。
かぼちゃの甘みが効いていて美味。
素敵なブリック・スクエアでの、素敵なランチでした。