ロイヤル・カルカッタ・ゴルフクラブ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

ワインは素敵な恋の道しるべ-201011060707001.jpg インドで一番の名門ゴルフクラブと言えば、それは『ロイヤル・カルカッタ・ゴルフクラブ』。


混雑する市街地から一本横道を入るだけで、閑静な住宅のようなクラブ・ハウスに行き着く。



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こんな街中にこんなゴルフクラブがあるなんて、本当に驚き。


創立は、1829年。


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ゴルフクラブに着くと、キャディを指名し、そのままティ・グランドへ。


一度素振りをしただけで、不安を抑え、貸しクラブでティー・ショットを打つ。
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230ヤード地点にあるフェアウェー・バンカーをキャリーで越えて、ひと安心。






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コースはフラットで、距離も充分。


木々が大きく枝を伸ばし、ショットを曲げると大変なことになる。


しかも至る所に池があり、散々なスコアに。
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17番のこの樹はフェアーウェィを遮り、高いティーショットが打てないと、ボールは枝に捕まり、地面に落ちてしまう。


日本人駐在員の間では、「日立の樹」と呼ばれているそうだ。



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さて、午前のプレーの後は、近くにあるもう一つの名門コースに場所を変え、昼食。


『トリーガンジー・クラブ』も100年以上の歴史を持つ。


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クラブ・ハウス前のスタート・ホール。


木々が生い茂り、花が咲き乱れる。



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その横にあるクラブ・レストラン。


もちろんメンバーでないと入れない。


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あまりの暑さと強い直射日光に、ほとんど脱水症状。


急いで、ポカリスエットを飲み、水を飲み、そしてキングフィッシャーを飲む。


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とてもホットなソーセージ。


癖になりそうな美味しさ。




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チキンはとてもジューシー。




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海老もなかなか美味。


ミントソースが良く合う。




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ここでワインに切り替え。


スーラ、ソーヴィニヨン・ブラン、2009年。


やはりインド料理にはインド・ワインが合う。
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驚くべき料理がテーブルに届く。


牛肉のハンバーグ。


やはりここは、別世界。
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赤は、サトリ、メルローを選ぶ。


裏の説明書きには、サトリはゼンの言葉、と書かれている。


ノン・ヴィンテージだが、なかなか濃く、肉料理に良く合うのだ。











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もうお腹はいっぱいで、適度に酔いも回ってきた。


ところが友人曰く、「さて、午後はこのコースでプレーしよう」


コルカタが天国なのか地獄なのかわからなくなった、一日でした。