コルカタに戻ってきた。
何時ものとおり、インド砂岩を基調とした、素敵なハイアット・リージェンシー・コルカタが迎えてくれる。
プールサイドは、今だけのお祭りのイルミネーション。
水面に映ったあずま屋が、幻想感を深める。
花びらで模様を描き、ローソクを灯す。
ここはブッフェ・スタイル。
ここなら、生の野菜を食べても大丈夫。
食後に食べるぞ、と今は我慢する。
まずはキングフィッシャーで乾杯。
この切れの良いビールは、暑いコルカタには必需品。
マサラ味の料理もなかなか美味い。
焼きそばや炒飯もあり、しっかりお腹を満たすことができる。
ケーキブッフェじゃないけれど、5品もとってしまう。
これでベッドにもぐりこめば良いのだが、やはり少し物足りない。
そこでバーに場所を移し、ワインを一本注文。
イタリア、シチリアのドンナフガータが造る、セダラ、2007年。
ぶどうはシチリアの地ぶどう、ネーロダーヴォラ。
色はとても濃く、ぶどうの特徴が良く出ている。
少し酸味が強く最初は驚いたが、飲んでいる内にまろやかになり、果実味が出てきた。
コルカタで飲む、ドンナフガータ。
素敵に夜は更けました。