今も500以上の寺院が残り、宗教都市として知られる。
まずは、郊外をドライヴ。
なかなか車が前に進まない。
神聖な牛が道路を塞いでいるのでは、車はどうすることもできない。
旧市内に戻ると、市内で一番高い塔を持つ、リンガラージ寺院を見学。
11世紀初頭に建てられた、オリッサ建築の代表作の一つである。
この門の先には、ヒンドゥー教徒以外は入ることができない。
ジュリア・ロバーツなら入れるんだ、などど思ってしまう。
そこで、異教徒が寺院を見ることができるように作られた展望台に向かう。
今日(11月5日)は、インド三大祭りのひとつ、富と幸運の女神、ラクシュミーの祭りなのだ。
この祭りの特徴は、爆竹と花火。
街中至る所に花火屋さんが店を出している。
今夜は、街はさながら市街戦のような爆発音で満たされることになる。
寺院の脇の樹も、神秘的。
この樹を過ぎて左に曲がると、展望台に行きつく。
この寺院が祀っているのは、シヴァ神である。
寺院のイメージとは大きく異なる建物に圧倒される。
108という数字は、仏教とも相通じると思うと面白い。
今まで経験したことのない、ヒンドゥー文化に触れることができた一日でした。