ブバネーシュワル 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

ブバネーシュワルは、その歴史を紀元前三世紀まで遡る古都。
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今も500以上の寺院が残り、宗教都市として知られる。


まずは、郊外をドライヴ。


街路樹は、マンゴーの樹。
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こんな郊外でも渋滞が激しい。


なかなか車が前に進まない。



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と思ったら、牛の大群。


神聖な牛が道路を塞いでいるのでは、車はどうすることもできない。


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旧市内に戻ると、市内で一番高い塔を持つ、リンガラージ寺院を見学。


11世紀初頭に建てられた、オリッサ建築の代表作の一つである。


この門の先には、ヒンドゥー教徒以外は入ることができない。


ジュリア・ロバーツなら入れるんだ、などど思ってしまう。


そこで、異教徒が寺院を見ることができるように作られた展望台に向かう。



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寺院の外の道は大変な混雑で、前になかなか進めない。


今日(11月5日)は、インド三大祭りのひとつ、富と幸運の女神、ラクシュミーの祭りなのだ。
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この祭りの特徴は、爆竹と花火。


街中至る所に花火屋さんが店を出している。


今夜は、街はさながら市街戦のような爆発音で満たされることになる。
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寺院の脇の樹も、神秘的。


この樹を過ぎて左に曲がると、展望台に行きつく。














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この一番高い塔は、54mもある。


この寺院が祀っているのは、シヴァ神である。


寺院のイメージとは大きく異なる建物に圧倒される。











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この寺院の中には、このような建物が108個もあるそうだ。


108という数字は、仏教とも相通じると思うと面白い。




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今まで経験したことのない、ヒンドゥー文化に触れることができた一日でした。