懐かしいシングルモルト・スコッチを見付け、購入した。
それは、スペイサイド・モルトの、ノッカンドウ、12年。
1898年創業の、名門醸造所。
熟成したモルトのみを瓶詰めする、品質へのこだわり。
そのためか、ラベルには醸造年が記載されている。
このボトルは、1992年に醸造され、12年以上の熟成を経て瓶詰めされている。
昔は良く飲んでいたノッカンドウ。
最近、ほとんど見掛けなくなっていた。
ウィスキー専門のバーを経営している知人に聞いたところ、今は正規輸入代理店が無いとのこと。
ボトルの裏を見てみると、確かに輸入商のシールが無い。
並行輸入品ということなのだろうか。
でも、味わいは期待どおり。
ノッカンドウとはゲール語で、「小さい黒い丘」という意味。
ペールな色合いの、ライトなボディ。
ピート香、樽香共に爽やか。
「花のようなモルト」と呼ばれているノッカンドウ、久しぶりの再会を楽しみました。