今夜のワイン、スーラ、インド | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


今夜は友人と、小倉のインドレストラン、『アバシ』でお食事。


初めての店だが、インドのスーラ・ワインがあることを知って大喜び。
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スーラ・ヴィンヤーズのワインは、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ等に輸出され、高い評価を得ているインド第一のワイン。


最初の一本は、シラーズ、2008年。


シラーズの熟成感が香り立つような、豊かな味わい。




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二本目は、スーラのフラッグ・シップ、ディンドリ・リザーブ・シラーズ、2007年。


エチケットは、この2007年から新しいものに変わっている。


スーラ・ヴィンヤーズは、ムンバイの北東180Kmの町、ナシクにある。


標高610mの高地は、ぶどう栽培に最適な気候。


1997年に植樹し、2000年がファースト・ヴィンテージ。


ディンドリは、濃厚なぶどうの凝縮感に満ちた、素晴らしいシラーズ。


100%バリックで醸造され、新樽比率は40%。


アルコール度数は13.5%と、丁度良い。


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たっぷりのタンドーリ料理を楽しんだ後は、ナーンとカレー。


巨大なナーンが嬉しい。


インドでは、右手だけを使って食事をする。


このナーンを右手だけでちぎって食べるのは、なかなか大変。


インド人の友人に、どうすれば上手く食べることができるのか聞いたところ、熱々のナーンは片手でも容易にちぎることができるのだそうだ。


冷えたナーンはどうすれば良いかと聞くと、食べないようにするか、どうしようもない時は両手を使うとの回答。


私も練習の甲斐あって、今では右手だけで綺麗にちぎってたべることができるようになった。



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これはチーズ・ナーン。


ぎっしりと詰まったトロトロのチーズが、お腹にこたえる。


切ってあるので、このままカレーに浸して食べる。


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そして、店特製のシーフード・スープ・カレー。


ぎっしり詰まった魚介類が美味い。


スーラに出会えた、小倉の楽しい夜でした。