今夜のお家ワイン、トルコ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜のお家ワインは、トルコのサラフィン・メルロー、2007年。


以前、この白を紹介したことがあるが、今夜は赤。


このワイナリ-は、設立は比較的新しいが、高品質で知られている。


トルコ語の”i”には、上に点が付いたものと点が無いものとがあり、点があると”イ”と発音し、点が無いと”ウ”と発音する。


だからこのワインはサラフィンで、有名なトプカプ宮殿は”TOPKAPI”と表記し、点が無いのでトプカプと発音する。


因みに”TOPKAPI”とは”大砲門”と言う意味。
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このエチケットは、旧来のトルコ・ワインのエチケットに較べれば、随分モダンであり、初めて見た時はあまりにトルコ的でないので、購入を控えてしまった。
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裏ラベルもトルコ語表記なので、残念ながら理解できない。


トルコ人の友人が来日時に持ってきてくれたので、輸入代理店のシールが付いていない。
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コルクも良い状態。




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グラスに注ぐと、色合いはかなり濃いガーネット色。


口に含むと、甘い果実の凝縮感に驚かされる。


タンニンもまろやかで、しっかりとした強い骨格を持っている。


今までも色々なヴィンテージを飲んでいるが、2007年はかなり出来が良いか、品質が格段に上がってきているようだ。


これからも、トルコ・ワインからは目が離せない。


期待以上の素晴らしさに満足した夜でした。