ジェローム・プレヴォー & フィリップ・パカレ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今夜は再び大分。


大分に住む仲の良い友人との、久しぶりの会食。


彼はカリフォルニアに留学していたこともあり、カリフォルニア・ワインを中心に、かなりワインに詳しい。


大分に住んだことがなく東京から旅行で来た私が、そんな彼にお店を紹介し驚かせるためには、ここしかない。


選んだお店は、自然食レストラン、『然』。
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ここでまたまた偉大なワインに出会ってしまった。


最初の一本は、ジェローム・プレヴォーが造る、ラ・クロワズリー・レ・ベギン、エクストラ・ブリュット。


ジャック・セロスの第一の愛弟子であり、今やシャンパーニュを代表するレコルタン・マニピュランの一人。


ピノ・ムニエを用い、ノン・ドサージュ(無加糖)で造られている。


ぶどうの凝縮感に溢れた、力強い超辛口の素晴らしいシャンパーニュである。


実は最近、白金高輪の『オレキス』で開かれた、「ジャック・セロスと仲間達」と題する会で、このワインを飲んだばかりである。


入手困難なこのシャンパーニュに大分で出会えるなんて、何と言う幸せ。


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合わせる料理は、全て自然食品を用いたもの。


素材の良さを活かした、素敵な料理の数々。
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次々と運ばれる美味い料理に、シャンパーニュのグラスもどんどん進んでしまう。


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そして二本目は、フリップ・パカレ。


こんな贅沢な飲み方をして良いのだろうかとも思いながら、心は弾む。


フリップ・パカレは、ブルゴーニュの自然派を代表する造り手の一人。


マルセル・ラピエールの甥であり、自然派の始祖ジュール・ショヴェと寝食を共にした最後の弟子であり、プリューレ・ロックの醸造長を長年務め、そしてドメーヌ・ロマネ・コンティの醸造長の誘いを断り、自分のドメーヌを設立した、まさに自然派の寵児。


今夜のワインは、ジュブレ・シャンベルタン、プルミエ・クリュ、ラ・ペリエール、2005年。


濃厚で余韻の長い、素晴らしいシャンベルタン。


この2005年は、パカレ自身が「非常に出来が良く、今までのヴィンテージの中でも”偉大、傑作”と言える、濃厚でコクの強い、そして綺麗な酸味のワイン」と評している。

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続いて料理は、有機トマトのパスタ。
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生ハムのサラダ。


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夏野菜の天麩羅。


周りはバルサミコ・ソース。
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仕上げは玄米と、魚のアラのお味噌汁。


ワインに詳しい友人も今夜はビックリ。


大分での、とても贅沢な夜となりました。