今夜は、大学同窓の友人二人をホテルに招いてのワイン・パーティ。
場所は、六本木の『グランド・ハイアット東京』。
三人でのワイン会なので、少し広めの部屋をとった。
リーデルのシャンパーニュ、白、赤のグラスを並べ、シャンパーニュと白ワインをワインクーラーに入れる。
ワインはクーラーボックスに入れて持ってきたので、充分に冷えている。
パックにはペックのシールが貼られている。
これが最高に美味いのだ。
フロマージュも、食べ頃のウォッシュド、カマンベール、ブルーを仕入れてきた。
そしてパンもペックの、胡桃、レーズン、トマト、チーズ、フォカッチャ。
チョコレートは、ピエール・マルコリーニ。
友人も、ウォッシュドと24カ月熟成のコンテと、干し無花果を持ってきてくれた。
最初は、もちろんシャンパーニュ。
ボアゼルの、ブリュット・ミレジメ、1999年。
家族経営で170年以上の歴史を持つ、高い評価を獲得しているシャンパン・メゾン。
ヒッチコックが愛したシャンパーニュとしても有名。
そして二本目の白は、カリフォルニアで中井章恵(あきよし)氏が造る、素晴らしいソーヴィニヨン・ブラン、2008年。
中井さんは、シャルドネとメルローも造っている。
昨年末に中井さんと食事をする機会に恵まれ、そのお話にすっかり魅了され、以来ファンとなっている。
私のセラーには常にナカイ・ワインが入っているので、今回も躊躇なくその内の一本を選んだ。
参加者の評価も良く、満足。
そして赤ワインは、やはり大好きなグレッグ・ノーマンがオーストラリアで造る、リザーヴ・シラーズ、2002年。
エチケットには、グレッグ・ノーマンの愛称、シャークのマークが付いている。
グレッグ・ノーマン・エステートの最高キュヴェだけあって、深く強く洗練された素晴らしい仕上がり。
グレッグ・ノーマンのワインは、私のセラーの常連なのだ。
仕上げは、友人の一人が持ってきてくれたカナダのアイス・ワイン。
オンタリオ州のペラー・エステートが造る、ペラー・シグナチャー、ヴィダル、アイスワイン、2008年。
ナイアガラ・ペニンシュラVQAであり、認可された高級ぶどうを使用し、気温がマイナス8℃以下の早朝に収穫するぶどうの果汁は凍結によって凝縮され、通常のわずか1/8。
強い甘みの中にもしっかりとした酸を持つ、高品質のアイスワイン。
今年のソムリエ世界第一位の勝敗を決めたのは、アイスワインであったことを思い出す。
チョコレートも飛びきりに美味い。
友人たちをホテルの玄関で見送ったあとは、部屋でコーヒーを飲みながらのんびりと映画鑑賞。
明日の朝は、たっぷりの朝食と、フィットネスが待っている。
今回も、ホテルでの友人たちとの楽しいワイン会でした。