今年の夏は暑かった。
そこで今夜は、暑さで疲れた身体を癒すため、ホテルの部屋で好きなワインを飲むことに。
時間がある時はバンコクか上海に飛び、エステティックやマッサージを楽しむことにしているが、忙しい時は都内のホテルに宿泊し、のんびりした時間を過ごすことにしている。
ホテルにワインを持ちこんで飲めば、好きな銘柄を味わうことができるし、良いホテルのルーム・サービス・メニューは美味いのだ。
そして遅めの朝食を楽しみ、少し休んだ後はフィットネス。
これが疲れた自分へのご褒美。
今夜選んだホテルは、赤坂の『ANAインターコンチネンタルホテル東京』。
窓の外には夕闇が迫り、国会議事堂の明かりも消えている。
翌朝に同じ方向を望遠で撮ると、国会議事堂が良く見える。
持ちこんだ最初のワインは、シャトー・ヴァランドローの、ヴァランドロー・ブラン・No.1、2005年。
エチケットには、シャトーのオーナー、チュヌヴァン氏の手書きのサインが入っている。
ボルドーだが、まるで最高のムルソーかコルトン・シャルルマーニュのような味わい。
甘さを抑え、強いボディとしっかりとした酸を持つ、長期熟成にも耐える素晴らしいワイン。
ワインのお供は、ペックで買いこんできた。
大好きな、オリーブ、ドライ・トマト、アーティチョーク。
ゴルゴンゾーラがたっぷり入っている。
真鯛のカルパッチョ、彩り野菜添え。
どれも白ワインに良く合い、とても美味い。
そして、ローストビーフ。
ペックのローストビーフは最高に美味いのだ。
レストランではなく、ホテルの自分の部屋で自分一人で飲んでいるのだから、急ぐ必要は全くない。
持ちこんだ好きな映画をDVDで観ながら、グラスを重ねる。
さて、そろそろ赤ワインに切り替えよう。
今夜の赤は、イタリア、カンパーニャ州の、ファウディ・ディ・サン・グレゴリオが造る、ピアノ・ディ・モンテ・ヴェルジーネ・タウラージ、1999年。
ファウディ・ディ・サン・グレゴリオが造る、数多くのワインのトップに君臨するプレステージ・キュヴェ。
果実の甘みとタンニンの強さを併せ持つ、非常に強いボディの最高のタウラージである。
丁度、頼んでおいたルーム・サービスの料理が届く。
まずは、炭火焼のビーフステーキ。
となりはグレイヴィーソース。
解放感のせいか、料理を頼み過ぎたようだ。
炭火焼のハンバーガーもボリューム満点で、お腹はもう満杯。
心も身体も癒す、ホテル・ライフ。
時にはこんな一日も、良いものです。




