海側は雨で煙って鉛色の空。
山側を見ると、そこかしこから温泉の湯気が噴き上げている。
ゆっくり棚湯を楽しんだ後は、夕ご飯。
温泉宿の楽しみは、何と言っても山の幸海の幸満載の夕ご飯。
刺身の皿の他に、関の一本釣り、関あじ、関さばが真中に鎮座している。
まずはビールで乾杯。
温泉で火照った身体を冷やす。
地酒の八鹿も美味い。
でもやはり、地元のワインも飲みたい。
白は、安心院(あじむ)ワイン、デラウェア。
安心院ワインは、”いいちこ”で有名な三和酒類の子会社、安心院葡萄酒工房の製品。
このボトルは、普及版で、少し甘口の飲みやすい設定。
赤は、安心院ワイン、マスカットベリーA。
これも普及版で、フレッシュなライト・ボディ。
少し温度を下げて飲むと、これもまた美味い。
安心院ワインを一度飲んでみたいと思っていたので、今夜は満足。
阿蘇の赤牛の陶板焼きもある。
さらに、真鯛の兜煮、夏野菜の揚げ物、茶碗蒸しが次々と出される。
香の物と味噌汁、ご飯が出されても、もうお腹はいっぱい。
楽しい別府の夜でした。