今夜のお家ワイン、ミラノ土産 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今日も暑かった。


そこで、ミラノで買ってきた白を飲んでみることに。


ワインは素敵な恋の道しるべ-201006271035001.jpg トリノ通りにあるスーパーで買ってきたワインの内の一本。


ワイン・ショップに行く時間が取れなかったことは残念だが、さすがミラノ、スーパーのワイン売り場でもその品揃えはかなりのものだった。


もちろんスーパー・タスカンなどは置いておらず、日常に飲むワインばかりだったが、それでも見ているだけで楽しくなってしまう。



この白は、エチケットのデザインが素敵だったので、思わず買い物かごに入れてしまった。
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ローズ・ディ・バッコ、ピニョレット、2007年。


日本には輸入されておらず、どんなワインなのか詳しくはわからない。


ネットで現地の記事を調べた限りでは、瓶内発酵をさせているため、軽発泡となっているという。


飲む時は、温度は低めにして飲んだ方が美味しいと書かれている。



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ピニョレットというのは、ボローニャ地方の地ぶどうで、日本にも何人かの造り手のものが輸入されている。


現地のネットでは、エミリア・ロマーニャ州の太古のぶどう品種と紹介されていた。




さて、グラスに注ぐと、色合いはそれほど濃くなく、軽発泡性といっても、泡が立つほどではない。


口に含むと、とてもすっきりとした飲み口。


軽く炭酸を感じ、それがこのワインを一層軽い飲み口にしている。



ほのかな花の香りがあり、酸とミネラルのバランスも良い。



蒸し暑い梅雨を吹き飛ばす、最適のワインを開けたようだ。


ミラノの街を思い出しながら、ピニョレットを楽しく味わった夜でした。