シャンパーニュ、何と素敵な響きを持った名前でしょう。
スパークリングワインと言ってしまえばそれまでですし、フランス語でヴァン・ムスー(泡のワイン)と言ってみたところで、シャンパーニュの優雅さには及びません。
シャンパーニュには、いったい幾つのメゾンがあるのでしょう?
日本に輸入されるシャンパーニュは、以前は大手のネゴシアン・マニュピランの銘柄が主体でしたが、今では小さな栽培家が自らのブランドで出荷するレコルタン・マニュピランが増えており、選択の幅が一挙に増えています。
嬉しいような、嬉しくないような・・・。
何故なら、初めてのお店で初めてのシャンパーニュを彼女の前でいきなり出され、戸惑うことが多くなってしまったからです。
古くからあるシャンパーニュには、それぞれに贔屓のセレブの話が伝わっています。
マドンナのお気に入りは、ドゥーツの最高峰、アムール・ドゥ・ドゥーツ・ブラン・ド・ブラン・ブリュットですね。
パリの名門レストラン、タイユヴァンで出されるタイユヴァン・ブラン・ド・ブラン・ブリュットもドゥーツで造っています。
ポル・ロジェといえば、英国のチャーチル首相がこよなく愛したことは有名な話ですね。
そこで、ポル・ロジェが同氏ヘのオマージュを捧げるために造ったプレステージ・キュヴェが、キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチルなのです。
また、ポル・ロジェは、2004年に英国王室御用達となっています。
マム、今ではF-1のヴィクトリー・シャワーに使われることで有名ですが、多くの芸術家に愛されたことでも知られています。
ユトリロはマムのエチケットの画を描いていますし、藤田嗣治との交流も深かったのです。
ピペ・エドシックは、カンヌ映画祭の公式シャンパーニュであり、また多くの映画にも登場しています。
また、フランス王室を始め、14の王室で御用達となっています。
となれば、もちろんジェームズ・ボンド。
ボランジェ・ラ・グランダネは、ジェームズ・ボンドが愛するシャンパーニュとしてあまりに有名です。
ボランジェは私のお気に入りでもあります。
ロシア皇帝、アレクサンドル二世専用に造られた、最古のプレステージ・シャンパーニュ。
毒殺を防ぐため、透明のクリスタルを採用し、しかも毒薬を隠せないように瓶底はフラット。
まさに皇帝専用のシャンパーニュなのです。
一度は飲んでみたいシャンパーニュ。
私も一本しか飲んだことが無く、是非二本目を飲んでみたいと思っています。
まだまだシャンパーニュとセレヴとの話は尽きませんが、今夜はこの辺りで、お休みなさい。



